シュンペーは、えーなんでー なんていいながら笑っていた。私もつられて笑う。 10分15分くらいの短い時間だったけど、 私の汗まみれの顔面以外はいつも通りの平和な朝だった。 学校に入ってからは、シュンペーは自転車を停めるために別れる。 彼は待っててくれてもいいじゃんと言うが、 私からしたら教室まで一緒に行くのは少し恥ずかしいのだ。