すこしして、いたずらっ子みたいな笑顔で待っていた彼に追いついた。 最初の時は驚いた。なんで待ってるんだ。 なんで挨拶してくれたんだ。 たくさんの疑問がばっと出てきて、何年も言ってきたこの言葉さえも出てくるのに時間がかかった。 でも今では、これが当たり前になっていた。