まあ、こんなのは日常茶飯事なのでもう何も思わまい。 なのになぜ毎日セットするのかは、ほんの少しの希望にかけたいからである。 とその刹那、すっと何かが横切り、滞っていた暑い空気に風を作った。 錆びついたブレーキ音に目を向ける。 「おはよう!」