―もっと、刺激的な恋を。―

高校二年の六月。




「西宮って・・・え、その、あの、西宮！？」



「ま、まあ・・・あの、西宮ですね・・」




クラスメイトというだけで、

全く接点の無いやつの秘密を知った。




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強がりな真面目女子
鈴川雪（すずかわゆき）

×

ワケあり敬語男子
西宮千紘（にしみやちひろ）
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「俺が言うんですか！？無理無理無理」



人付き合いが苦手なくせに、



「鈴川さんだから、こういうこと言えるんです」



たまに、とんでもなく恥ずかしいこと言うこいつ。






「ほんとに不意打ち、やめてってば！」


「照れてる鈴川さんも、新鮮ですね」


「西宮あああぁぁぁっ」




この二人、どうなる？