楽しそうに笑う修也。



完全に修也のペースに巻き込まれてる...!?




「とにかく、用がないなら帰って!」



「はいはい。じゃあ明日、頑張って」



「...明日?」




明日は学校があるけど、頑張るようなこと、あった?



首をかしげる私に、修也がため息をついた。




「やっぱり忘れてたかー...明日、体育祭」



「...あっ!そういえば」



「美咲、戦力なんだから、しっかりしなよ」




そう言って苦笑いする修也。



めんどくさい行事の存在を思い出し、私のテンションはまた少し下がった。