丁度近くに止まったタクシーをつかまえて、乗り込む。




「どちらまで?」



「えっと、3丁目の......」




自宅の近くを言いかけて、言葉を止めた。



一瞬考えて、また口を開いた。




「...やっぱり、2丁目の、○○公園の近くまで」




そして、修也の家の、近くの公園を言った。




「わかりました」




ここは結構修也の家に近い。



折角だし、問い詰めてから帰ろう。