「まあ、帰ったら問い詰めて吐かせるわ」



「藤堂先輩が気の毒になってきた」



「哀れむ対象が違うでしょ?」



「間違いなく藤堂先輩だな」




その後も、冗談を言い合ったりして、楽しく過ごした。



朔弥は何故か少し元気がなかったけど。






「じゃあな、美咲!」



「ええ。また学校で」




私たちは、駅の前で解散した。