全く...普段から真面目に勉強しないからこんなことになるのよ。



魂が抜けたように疲れ果てている朔弥を見て、
呆れながら部屋を出た。



長い廊下を歩きながら考える。



とりあえず、テストまでに数学はなんとかなりそうだ。



ただ、やっぱり英語が危ない。



赤点から平均点以上となると、やっぱり大変だ。



今日が金曜日でテストが月曜日からだから、土日にも勉強会しないと間に合わなさそう。



そんなことを考えながら部屋に戻った。



「はいこれ、紅茶とケーキ」