「じゃあ、お願いします」



「じゃあ、数学の続きから始めよっか。じゃあ...まずこの問題解いてみて」



「おう!」



ーーー威勢のいい返事が聞こえてきて早数分...。



「...出来た!」



「...。」



朔弥が満面の笑みで答えを書いて私に見せてきた。



キラキラとした目で「合ってる!?」「どう?」と訪ねてくる。



「...はぁ〜」



呆れて思わずため息が出てしまった。