高嶺の花の秘密

「...じゃあ、もう一度説明するわね?これはまず...」



そもそも、何故私が猫被りモードで朔弥に勉強を教えているのか。



その理由は単純明快だ。



周りに、沢山の人がいるから。



今日はテスト期間だからということもあり、いつも誰もいない第1図書室も沢山の生徒が利用していた。



だから、普段ならブチ切れているところが、こんなに優しく教えてやっているのだ。



「...てことなの。わかったかしら?」



「...多分」