高嶺の花の秘密






「...許さない、絶対に」



「ごめんって...そんな悪霊みたいなこと言わないで」



「呪うわ...絶対呪う...一生...」



「おーい、美咲ー?」




体育祭が地獄絵図のようになった後。



その元凶である私たちは、誰もいないところまで逃げてきた。



そして今は、古びた校舎の裏にいる。




「修也くーん、どこー!?」


「あれ、どういうことなの!?説明してー!」




修也を探す女子たちの声を耳で捉えながら、恨みの視線を送る。




「...。」



「わー、こわーい」




おどけた口調は、全く反省していない。