優里は手紙を読んで泣いた…

手紙には優里の涙が落ちる…

俺はそんな優里の横で静かに見守った

手紙を読み終わった優里は俺の顔を見た

まるで行き場のないものの用に涙をながして

俺に抱きついた。

小さな優里は俺の胸にひっついて離れない

おれは軽く抱きしめた

「優里、これが兄貴の全てだ。
兄貴は優里に全てをくれたよ…
最後までかっこいいやつだよな」

「そ…だね…!」

涙をながしながら答える優里は

一生懸命笑おうてしていた

そして1時間〜

俺の胸の中で眠る優里

泣き疲れて俺から離れないで寝る優里

俺は幸せに感じた

久しぶりに優里が俺だけを見て

俺に抱きついてくれたから。