あたしがいつも持ち歩いている

部員がピンをなくした用のスペアピン

ミリ数と形が合えばはめれる。

「え、いいんですか?たすかります!」

その後あたしが持ってたスペアピンの中に

こうと同じピンがあってそれをはめて

走ったこう。

走り終わったあとあたしはもう一度

アップ場に戻った

その時…「あの!」

「あ、どーも。お疲れ様でした!」

こうがあたしのとこへきた。

「ピンありがとうございました!」

深々とお礼をするこう。

少し笑えてきた…

「ハハッ!いいえ!お役に立てて良かったです」

「あの、名前と学校…俺は八中、1年、陸部短距離専門高原康哉」

「あたし、南中の陸部マネージャー
1年 石田 逢花!よろしくね!」

その後メアドを交換し仲よくなった。

大会の日は必ず会うようになって

大会がなくても会う日だってあった