審判-「規定なので難しいとは思いますが、一応聞いてみます。」


数分後-。


相手選手1-「どうだったんだ?。」


審判-「お待たせしました、規定ですから貴方は退場ですが、もう一人は反省するなら後半戦ラスト10分のみ出場を認めるそうです。」


相手選手1-「わかりました、ありがとうございます。良かった。」


審判-「どういたしまして。」


彼方-「真於、大丈夫か?。手当てしてもらってこいよ、審判いいかな?。」


真於-「はい、彼方先輩。」


審判-「構わないが、フリースローは済ませて治療休憩にするよ。治療に行きなさい。」


真於-「はい。」



-ずっと見ていた七海は心配して、真於の所に来て足首を必死に冷やして腫れを抑えようとしていた。ギリギリまで冷やして冷湿布で冷やしながら包帯で固定した。フリースローは2回とも、彼方先輩が決めていた。


ベンチ-。


七海-「真於、大丈夫?。相手選手交わす時に足首ひねったよね?、手当てするから足首見せて。」


真於-「うん、良く見てるな。誰も気づかないくらいだったはずなんだけど、七海には隠せないな。」


七海-「こんなに腫れてるのに試合させられないよ、交代してお願い。」