真於は緊張していたが、彼方にいつも通りになと言われて全力で一回戦勝利を目指していた。七海は、兄の応援と彼氏である真於の応援に来ていた。


体育館-。


彼方-「俺達は最後だけど、真於はまだあるが今のチームは最後だから悔いのないよう精一杯試合しような。」


真於-「はい、彼方先輩。」


彼方-「真於、緊張するかもしれないけど、いつも通りで大丈夫だよ。」


真於-「ありがとうございます、彼方先輩。」


彼方-「どういたしまして、真於。」


審判-「これより第一試合を始めます、ボールトスしますので双方1名ずつ円まで来てください。」


彼方-「真於、トス頼むよ。」


真於-「わかりました、彼方先輩。」



-ボールトスをして、真於が取ったので鈴が丘学園の攻撃からスタートした。前半戦は一進一退を繰り返したが、後半戦はリードする事が出来たので冷静に動いて試合終了間際に真於のシュートが決まり勝利した。試合終了後に、七海の所に行き嬉しそうにしていて、痛めた足を休める為に休んでから帰る事にした。


真於-「彼方先輩、走ってください。ドリブルで行ける範囲まで行きます。」