溶けろよ、心



「もうっ、何?」


「真由」


「ねぇ…」


どうしたの、私の名前ばっかり呼んで。

残暑でおかしくなっちゃったのかな。



何か言って欲しくて、私は歩みを止めた。



私をいくらドキドキさせたら気が済むの。

町田くんに名前を呼ばれたら呼ばれた分だけ顔が熱い。


だって好きなんだもん。