* 町田くんからメールが来たのは、東京へ行った次の日。 お母さんとお父さんと菜穂は、この連休を利用しておばあちゃんの家に帰省している。 私もついて行くのかと思ったけれど、お母さんは、 「あんたは受験生なんだから勉強してなさい。信用してるから」 と言った。 ということで、私は一応机に向かっていた。 これ以上周りに迷惑をかけられない。 「うーん……」 大きく伸びをした。 昨日は、晴斗と話せなかったな。 机の上のオルゴールを見て思った。