メロンソーダ。。。


「いただきます」
3人でカレーを食べた


ハルトはテレビを見ながらカレーを口に運んで
無言で食べていた


ヒロ兄は大会でなんの曲を演奏するのか
私に聞いてきた

私が答えると
「去年と同じだね」
ヒロ兄が言った

「そおそお去年と同じみたい
先輩が言ってた
ヒロ兄よく知ってるね!」
私が言うと

「ああ、彼女が吹奏楽部だったから」


彼女…


私はハルトに何か悟られたくなくて
「へー、じゃあ私の先輩なんだね!
中学の時から付き合ってたの?」
そんな質問、したくもないのにした


「うん、中1からかな‥」
水を飲んでからヒロ兄が答えた

「そっか‥私達と同じだね‥」
私達‥達とはハルトに掛かってる


変な事を言ってしまった


言った後に後悔した


「どこの高校なの?彼女」
知っているのに聞いた

「白華女子」

「へー、すごいね、私も勉強したら行けるかな?」
無理に元気に聞いた

「これから勉強したら行けるよ、どこでも
まだ1年じゃん」

「えー、頑張ろうかな」

ハルトは私を見てないだろうけど
ハルトを意識して無理に笑顔を作った