メロンソーダ。。。


一瞬
ふたりで花火の日の土手に戻った

「別に‥アレは忘れてもらってもいいから」

ハルトは問題を解きながら言った


ハルトの言葉に私は、なぜかガッカリした


「そっか‥わかった‥忘れるね‥」

また込み上げるものがあった



私は教科書を閉じてハルトの部屋を出た