「でも、加藤くんと松井くんが働くようになってからお客さんが増えたのは事実だし、本当に感謝してる」
店長がそう言うと、蓮は驚いた。
「松井くんもここで働いているんですか?」
「確か、加藤くんと一緒の学校の子だよね。五月の終わりから働いてるんだよ」
「へぇ〜。じゃあ俺らの先輩ってことだね」
空が言った。
蓮の頭の中には、美桜と翔が一緒に帰っているシーンが浮かんだ。あの時のことは、怖くて何も美桜に聞けていない。
シフトが一緒じゃなくてよかった、と蓮は心から思った。
店長がそう言うと、蓮は驚いた。
「松井くんもここで働いているんですか?」
「確か、加藤くんと一緒の学校の子だよね。五月の終わりから働いてるんだよ」
「へぇ〜。じゃあ俺らの先輩ってことだね」
空が言った。
蓮の頭の中には、美桜と翔が一緒に帰っているシーンが浮かんだ。あの時のことは、怖くて何も美桜に聞けていない。
シフトが一緒じゃなくてよかった、と蓮は心から思った。


