春休みにたくさん遊びに行っていたお姉ちゃんなら、この場所が混雑する場所だと知っていたかもしれない。
しかし、美桜はずっと家にこもっていたので何も知らない。
最初から教えてくれたらよかったのに、とお姉ちゃんに文句を言いたい気持ちもあった。思い返せば、美桜が戸惑った人混みもお姉ちゃんはなんとも思っていないようだった。
「着きました。この場所ですか?」
男の子が少し不安そうな顔を見せた。
美桜は辺りを見渡し、「この場所です」と言った。
男の子は「よかったぁ〜」と笑顔を見せた。
その笑顔に美桜はまたドキッとする。
「あっ!えっと…ありがとうございました!本当に助かりました!」
しかし、美桜はずっと家にこもっていたので何も知らない。
最初から教えてくれたらよかったのに、とお姉ちゃんに文句を言いたい気持ちもあった。思い返せば、美桜が戸惑った人混みもお姉ちゃんはなんとも思っていないようだった。
「着きました。この場所ですか?」
男の子が少し不安そうな顔を見せた。
美桜は辺りを見渡し、「この場所です」と言った。
男の子は「よかったぁ〜」と笑顔を見せた。
その笑顔に美桜はまたドキッとする。
「あっ!えっと…ありがとうございました!本当に助かりました!」


