〜美桜の思い〜
凛ちゃんと会ったのは、冬休みの終わり頃だった。
蓮くんと出会って、もう一度手話をしたいと思った。それと同時に凛ちゃんに会いたいと思った。
五月からずっと会いたいと思っていたけど、簡単には会えない。凛ちゃんはこの街から遠く離れた仙台に住んでいるから。
会えないもどかしさを誤魔化すため、初めて凛ちゃんに手紙を書いた。手話をしなくなった理由、それに対する謝罪、そして高校生活のこと。いろんなことを書いて、手紙を出した。
それから返事が来るか毎日ドキドキしていた。返事が来た時は、とても嬉しかった。
『手紙、ありがとう!そんなことがあったんだね。辛かったよね。気にしなくていいよ!だって美桜ちゃんはずっと私と友達でいてくれたから。ずっと会えていなかったから、美桜ちゃんから手紙が来た時は、とっても嬉しかった!夢じゃないかと思って自分の頰をつねっちゃった笑。早く会いたいなあ…。ありがとう』
こう書かれた手紙に、私は安心した。そして友達と書いてあることが嬉しくて、泣きそうになった。
早く会える日が来ますように……。そっと祈った。
凛ちゃんと会ったのは、冬休みの終わり頃だった。
蓮くんと出会って、もう一度手話をしたいと思った。それと同時に凛ちゃんに会いたいと思った。
五月からずっと会いたいと思っていたけど、簡単には会えない。凛ちゃんはこの街から遠く離れた仙台に住んでいるから。
会えないもどかしさを誤魔化すため、初めて凛ちゃんに手紙を書いた。手話をしなくなった理由、それに対する謝罪、そして高校生活のこと。いろんなことを書いて、手紙を出した。
それから返事が来るか毎日ドキドキしていた。返事が来た時は、とても嬉しかった。
『手紙、ありがとう!そんなことがあったんだね。辛かったよね。気にしなくていいよ!だって美桜ちゃんはずっと私と友達でいてくれたから。ずっと会えていなかったから、美桜ちゃんから手紙が来た時は、とっても嬉しかった!夢じゃないかと思って自分の頰をつねっちゃった笑。早く会いたいなあ…。ありがとう』
こう書かれた手紙に、私は安心した。そして友達と書いてあることが嬉しくて、泣きそうになった。
早く会える日が来ますように……。そっと祈った。


