four seasons〜僕らの日々〜

そんな気持ちを抱えながら、蓮は公園のベンチに座る。目の前にあるブランコを椿はゆっくりこいだ。

空は少しずつオレンジ色を消していく。風が蓮の髪を撫でた。

しばらくブランコをこいでから、椿は蓮の隣に座った。

「これ!おめでとう!」

椿はうつむきながら、プレゼントの入った箱を渡した。

「えっ?これ……」

「私が、蓮の誕生日にプレゼントを忘れるわけないじゃん!それに彼女……だし…」

椿は顔を真っ赤にしながら言う。蓮の胸は、その顔を見た刹那に痛む。

「あ、ありがとう……」

蓮はゆっくり箱を開けた。そこには高そうな時計が入っていた。

「これ……結構高そうだけど……」