陶太「明日が見えないんじゃない?
バスケが出来なくなって
芹沢くんは明日を見失ってるんじゃない?
もしも、明日が見えないのなら
僕が後ろから背中を押すから。
芹沢くんが明日を見失わないように
ずっと後ろにいるから!
だから、一緒にやろうよ。」

芹沢くんは満足気に微笑んでいた。

昴「おい、豆もやし。
俺について来れるのか?」

陶太「もちろん、着いて行くよ。
置いて行かれないように必死に。」

昴「しゃーねぇな!入ってやるよ。
根性なしの弱小バスケ部に。」

いくら陶太と芹沢くんの心が
通ったとしてもやっぱり僕は
芹沢くんを認める事は出来なかった。