珀斗「お前は不良だから。
俺はそう言われ続けてきた。
何を言ったって言葉が通じねぇ。
やってねぇ事も全部俺のせいにされた。
その理不尽さを俺は理解する事ができる。
俺だけじゃねぇ。ここにはてめぇの
気持ちが分かる奴がいるんだよ。」
庄司「だけどさ、不動。
どれだけ気持ちが分かっても
お前の事が理解出来ても
最後の信頼を勝ち取るのはお前なんだ。
お前が俺たちの事を信じた時に
初めて俺らはお前の事を
信じようと思うんだよ。」
不動「だったら、どうして
俺の事を信じてくれるんですか？」
昴「てめぇの事は信じてねぇ。
でも、俺らは藤野の事を信じてる。」
不動「え？」
昴「てめぇは俺に、今まで
自分の事を信じてくれる奴は
いなかったって言ったよな？
本当にそうだったか？
今まで本当に一人もてめぇの事を
信じてくれなかったか？」
