不動「甘いんですよ。先輩達は。
今更、恥かく必要なんてないんですよ!
そろそろ現実見て下さいよ!」

昴「夢見て悪りぃかよ。
確かにてめぇの言う通り
俺たちはバスケを一度捨てた人間だ。
俺たちに憧れてる人間なんて
もういないのかもしれねぇ。
でもな、俺たちにはバスケしかねぇんだよ!
イライラが募るつまらねぇ毎日から
ようやく抜け出せたんだよ!
お前だってそうだろ?もう一度
やり直すためにここへ来たんじゃねぇのか?
てめぇもバスケがしたいならそう言えよ!」

不動「誰が‥誰が
バスケなんかやるもんか!
俺はもう決めたんだ!」

芹沢くんが不動を床に投げ飛ばすと
後ろで見て行た藤野が
一歩前へ出た。

藤野「だったら、もう
僕たちに期待させないでよ!」

昴「‥‥藤野。」