庄司「‥昴にぃ。」

昴「頼む!返してくれ!」

どれだけ昴にぃが頭を下げても
その男は尚も蹴る事をやめない。

もう我慢できなくて
昴にぃの元へ行こうとすると
豆もやしが俺の手を掴んだ。

庄司「離せよ。」

陶太「芹沢くんの想いを無駄にする気?」

庄司「はぁ?何言ってんだよ!」

陶太「守ってくれてるんだよ。
芹沢くんは僕たちの事も
日向くんの事も守ってるんだよ。
芹沢くんだって殴りたい
気持ちをグッと堪えてるんだ。
ここで庄司くんが手を出せば
芹沢くんの想いが全て無駄になる。」