見捨てられた。そう思った。
俺は財布から札を取り出し
昴の机に叩きつけた。

昴「何だこれは?」

珀斗「てめぇにくれてやる。
だから、もう俺に関わるな。」

昴「最低だな、お前。」

珀斗「俺が誰とつるもうがてめぇに
文句を言われる筋合いはねぇ!」

昴「文句はねぇよ。
お前が、本気で信じられる
仲間なら俺は何も言わない。
お前の好きにしろ。」

走馬灯のように駆け巡る
昴と庄司と過ごした今までの日々。