春川「お買い物ですか?」 花恋「違うわ。 でも、言いたくない。 屋敷へ戻って頂戴。」 春川「かしこまりました。」 車を走らせ藤堂家に着くと お嬢様は何も言わずに 自室へと戻られた。 お嬢様のためにハーブティーを淹れ 部屋の中へ入るとお嬢様は 寝息を立てて眠っていた。 お嬢様に布団をかけ お嬢様が起きるまで ソファに座りながら本を読んだ。