春川の淹れてくれた 紅茶を飲んでいると 携帯のランプが光る。 私が通話ボタンを押すと 聞き慣れた声が聞こえた。 遼「あ、もしもし。俺だけど。」 花恋「どうされたんですか?」 遼「明日、仕事が終わったら 迎えに行くから。」 花恋「平気よ。春川に 送ってもらうから。」 遼「断って。」