ついに、この日がやってきた。 早起きして崎本さんへの お弁当を作った。 何度も何度も練習したおかげか 随分と納得のいく仕上がりになった。 春川「素晴らしいです。」 花恋「あなたのおかげよ。」 春川「いいえ、お嬢様が 努力したおかげです。」 花恋「喜んでくれるかしら?」 春川「ええ、きっと崎本様にも 喜んで頂けますよ。」 春川の車に乗り込み 待ち合わせ場所へと向かう。