彼に言われた通り初めは
黙っていたのだけれど
一生懸命、話してくれる隣の彼に
何だか申し訳ないような気がして
私は我慢出来なくなった。

花恋「あなたがこのお店の
二番目に人気があるお方なのね。」

隼也「キツイ事言うなあ。
・・・えっと、名前は?」

花恋「花恋ですわ。」

隼也「花恋ちゃんか。よろしくね!」

花恋「ええ。」

隼也「てか、そのドレス。
めっちゃ高そうじゃん。
まるで、お嬢様みたいだよ。」

花恋「お嬢様ですの。」