次の日の日曜日、今日は私は夜勤。海斗は休み。夕方まで一緒に居れると浮かれてる優理。
優理「海斗〜起きて〜遊ぼ〜」顔をいじくりまくる優理。
海斗「も〜う、せっかく寝てるのに起こすなよ〜」
優理「海斗たまには優しくしてよ〜」
海斗「優しいだろうが〜」海斗は優理にゲンコツする。でもその目はどこか愛おしい人を見る目だ。
海斗の心の声(オレもあいつみたいになりたいよ)

海斗「だいたいお前、今日は夜勤だろ?寝とかなくていいのか?てか寝とけよ、こんな雨降ってるのにどこに遊びに行くんだよ?」
優理「寝たいけど、海斗とも遊びたい」
海斗「だからこんな雨の中どこに行くんだよ」
優理「家の中で遊べはいいじゃん」
海斗「お前は小学生か!バーカ」と言いながら部屋を出て行った
いじける優理。仕方ないから夜勤に備えて寝る事にした。
午後16時。病院に出勤する優理を窓からそっと見送りながら優理にラインを送る
海斗ライン「仕事中に寝るなよ〜」
優理ライン「海斗が遊んでくれなかった分寝たから大丈夫よー」スタンプ。
優理の姿が見えなくなるまで見送る海斗。

怒涛の夜勤が始まった。この日に限って急変だったり、急患だったりで仮眠取る暇もなくバタバタと夜勤をこなし、終わる頃にはヘトヘト。やつれ顔の優理。海斗の家に行こうって思ったけど、今日は月曜日という事に気がついた、しょーがない、海斗の仕事が終わるまで家で寝て待とう。
優理ライン「海斗〜帰ってきたよ。仕事終わったらラインちょーだい」
その8時間後……