奈々「聞こえなかった?

じゃあもう一回言ってあげるね

迷惑だったなんてどの口が言ってるの?

ふざけるなって言ったの、聞こえた?」

私は彼を睨みつけるように言った

彼は私から何かを感じたのか

さっきまでとは打って変わって

汗をかきながら全身を震わせている

奈々「どうしたの?

さっきとは随分違うね

私から何かを感じたのかな?」

更に威圧をかけて問いかけてみる

彼「・・・だからなんだ(小声)」

奈々「ん?」

彼「だからなんだよ!何する?

無理だろ、お前にできる事はない!

できる事があるとしたらこれからも俺の

遊び道具になるくらいか?ハハハ」