!?

どうして、そんな

奈々「どうしてそんなひどいこと言うの?私達友達でしょ?なんで?」

友達「ふふっ、何言ってるの?あんた、誰と誰が友達だって?

私達?馬鹿なのこと言わないで!友達なわけ無いでしょ?

フリだよ、友達のフリ、友達ごっこ、どうしたの?

そんな顔して、フフ悔しい?そりゃあそうだよね

友達だと思ってた人に裏切られたんだから

まぁ、私は最初から友達とは思ってなかったし関係ないけどね!フフフッ」

奈々(友達と思ってたのは私だけ・・・

友達とも思われてなかった?、遊び?

付き合っているのも芝居・・・

ふざけるな!)

私の中の何かが壊れたかのように

私は家庭科室に行きナイフを持って

元友達の前に再び立った

元友達「ちょ、ちょっと、なによ

なんでナイフ持ってきてるのよ」

私の姿に恐怖を感じているのかさっきとは

まるで別人のように体が震えて怯えている

奈々「知りたい?いいよ、教えてあげる

私がこのナイフでこれから何をするのかを

しっかりとその身で味わうといいよ?」

元友達「う、うそでしょ!や、やめて

やめてよ!まだ死にたくない、お願い、

助けて」

元友達はガクガク震えながらそう言った

奈々「助けて?なんで友達でもないあなた

を助けないといけないの?甘えないで!

最初に私を裏切ったのはあなた達

なんだよ?私の気持ちも知らずに弄んで 

楽しかったよね?じゃあ次は

私を楽しませてね?バイバイ」

元友達「いやぁぁぁぁぁぁ・・・」

元友達はすぐに静かになった

奈々「あーあ、制服が汚れちゃった

でも、まだ残ってる人がいる

私を騙し裏切った、あの人だけは

絶対に、許さない!」