もう一度。

「靴、ちゃんと履きなよ?」


「あ、う、うん!!」


何が可笑しかったのか、皐月君は笑いながら友達の元へ戻って行った。




靴は、下山する頃にはだいぶ乾いていた。


また玲依ちゃん達と一緒に歩く。


来る時にも通った砂利道で、私はすっ転んで尻餅をついてしまった。


ほんとに、なんでこんなにドジなの!


自分が嫌になりそうで本当に嫌!!


それを玲依ちゃんは慌てて立ち上がらせくれようとしたけど、


「全く、何やってるの?」


皐月君が先に私の腕を掴んで立ち上がらせた。


「あ、ありがとう」


な、なんで皐月君が??!


いつの間にこっちまで来てたの??