もう一度。

「そうだね!いっぱい撮ろう!」


「はいはい、2人とも、まずはお昼食べましょうね」


「「は~い」」


3人で近くにあった木の下にレジャーシートを引いて、お弁当を広げた。


「あぁ!!!そう言えば、柊弥、頂上に着いたら綺麗な景色が見れるって言ってたけど、めっちゃ曇ってる!」


たしかに、そんなこと言ってたな。


けど、無事に登れて良かった。


2人がじゃれあい始めたので、少しあっちの方見てくることを伝えて、2人だけの空間を作る。


片足が濡れていたことを忘れていた。


足がかいた汗とも混ざっていて、一刻も早く脱ぎたかった私は、今芝生にいることをいいことに、靴を脱いだ。


片っぽだけ裸足状態になったのはいいけど、今度は身動きが取れなくなった。


そして私は、もといた場所に戻ろうと片足けんけんしながら帰ろうとした。


が、そんな器用なことが出来るわけもなかった。