もう一度。

早くに皐月と話したい。


私、相当皐月のことが好きみたい。


だって、初めての彼氏だもん!


こんなっちゃうのは、悪いことじゃ、ない、よね?





キーンコーンカーンコーン。


やっと終わった!


急いで席から立ち上がり、皐月の方を向く。


スーッ、スーッ………。


あ、あれ?


皐月、寝てる??


そういえば、皐月ってよく寝てる、かも。


仕方ない、起こしに行こう。


後ろからソーッと近付いて、後ろからワァーッて!


「わぁー!!」