もう一度。

「た、たしかにそう、だけど」


「ね??!まぁ、好きかどうかは分かんないにしても、気にはなってるはずだよ」


「そう、かな………」


「ねぇ!好きな人いないの?って聞いてごらん!」


「そ、そんなの聞けないよ!」


だって、もしいるって言われても、それは私じゃないかもしれない。


いないって言われても、私に可能性あっても難しくなるわけで。


もう、


「どうしたらいいの??!」


「恋する乙女ですな」


「べ、別に、恋っていうか、なんていうか。お、乙女じゃないから!」


「はいはい。時間まだあるし、トイレ行っていい?」


「い、いいよ」


体育館前の女子トイレに向かう途中、皐月君に会ってしまった。


さっきの話からして、会うのは凄く気まずいというか、緊張してしまう。


変に意識しちゃってるよ、私。