目を覚ますと火の海の所にいた。
周りを見渡すと倒れている人がいる。手が震える
足が動かない。死ぬ。
だが頑張って立つ事ができ徐々に歩けるようになった
「琉真〜!琉真〜!どこ?、」
怖くて泣きながら叫んだが返事がない。
サイレンの音が聴こえるだが私は今山の中にいる山火事が起きていてどうしようもない。もう死ぬんだ。
私はその場にしゃがみ込んだ。

目を覚ますと病院だった。無事に助かったらしい怪我も少なくすぐに退院できた。看護師の人に琉真の名前を聞いたが病院にはいなかった。山は黒く焦げ、立ち入り禁止のテープで入口が巻かれていた。どうしても琉真の
場所を知りたくで警察の人にも聞いたが知らないと言われた。行方不明だった。
次の日は学校にも行かず引きこもって泣いていた。
自分でも気が付いたが私は琉真が好きだった。
だけどもうあの優しい琉真はいない。
何日も休んでしまっていた。

だが私は今山にいる。何故かは、わからない
夢の中で山がでてきたからだ。