「まぁ、ゆめちゃんはさ
三村【みむら】の隣の席になれればいいもんね。」
「!!!!!!!」
私は驚いて言葉が出なかった。
「知ってるよ〜。ゆめちゃんが三村のこと好きなんて」
ひなたはニヤニヤしながらそういった。
三村こと、三村海斗【みむらかいと】は、この学年1のイケメンで
文武両道な、まさしく天才だ。
「べっ、べつに好きじゃないし‼」
私は同様を隠しながらそう言った。
「いやいや。ゆめちゃん。動揺しすぎ。
隠せてないよ。」
ひなたがそういう。
「だっ‼だから、違うってば‼」
私は大声でそう言った。
〜バン〜
