その当時の私は
相当グレていて
家には帰らない。それが当たり前だった
父親はとても優しくて
私がすることなんでも許している。
母親は私が小さい頃に死んだ。
だからなのか、父親は私のことを甘やかしている。
「ほの〜今日カラオケ行くでしょ??」
「もっちろーん!行くに決まってる!!」
私の名前は
木崎穂乃果(きざきほのか)
中学2年。
今話しているのが
佐々木凛(ささきりん)
席が隣同士だから
とっても仲良くなった。
「ねぇ、ほの聞いてよ〜!!」
「また振られたの?」
凛は可愛いけど
可愛いから付き合うと
振られることが多い。


