昔、昔ある一人の少女がいました。何の力も無くごく普通の少女でした。少女がいる世界はとても荒れていて何もないただの暗い世界。その世界にはある一つ同じ日になるととても素敵なことが起こります。それは、今の私たちが良く知り、良く見る流れ星です。毎年少女はその日になると流れ星にあるお願い事しました。その時、一つだけ違う輝きをした流れ星が勢い良くこちらがわに落ちてきました。落ちてきた方に行ってみるとキラキラと輝く星の欠片が地面に落ちていたのです。
少女はその欠片に手を触れると星の欠片はビカッっと眩い光に変わりました。森中を照らし、少女のいる世界を照らし出しました。
少女の願いは、この世界を元気良く、賑やかな世界にしたい、と言う願いでした。光はだんだん薄まり最後には消え不思議な星のステッキの用な形になりました。そのステッキを手にとり少女は思いを込めぎゅっと力強くステッキを握りました。
ですが、何も起こることはありません。それでもずっとずっと少女は信じ、その日の夜夢を見ました。キラキラと輝く賑やかな世界を
目を覚ました少女は朝ドアを開けると、夢で見た世界より遥かに美しい世界となっていました。
空を飛んでいる人たちやたくさんの魔法を勉強している子供たち、たくさんの人々に囲まれて少女の願いは叶ったのです。そして月日が流れ少女は大人になり、大好きな人と結婚して、この国を守る女王様となり今でも人々の幸せと明るい世界を守り続けているのです。