押し込まれた部屋の中、玄関でこのまま立ってるのもなんだしと、明かりをつけて靴を脱ぐ。
取り敢えず雪斗君が呼びにくるまで待ってよう。
彼の良い考えが何かは分からないが、待ってれば時期分かることだ。
だけど、良い考えってなんだろう?
あれ?私、なんだかちょっとわくわくしてる?
それはきっと…
雪斗君が真吾と重なってしまうからだろう。
鍵を靴棚の上に置けば、コトリと静まった部屋にやけに響く。
こうして一人暮らしをする前は、実家で真吾と暮らしていた。
仕事で多忙な両親は殆ど家には帰らず、兄と姉は大学進学と共に家を出た。
だからか、家族の中では真吾と一番長くいた気がする。
『姉ちゃん、姉ちゃん。良いもん上げる!』
ふと、昔の記憶を思い出した。
取り敢えず雪斗君が呼びにくるまで待ってよう。
彼の良い考えが何かは分からないが、待ってれば時期分かることだ。
だけど、良い考えってなんだろう?
あれ?私、なんだかちょっとわくわくしてる?
それはきっと…
雪斗君が真吾と重なってしまうからだろう。
鍵を靴棚の上に置けば、コトリと静まった部屋にやけに響く。
こうして一人暮らしをする前は、実家で真吾と暮らしていた。
仕事で多忙な両親は殆ど家には帰らず、兄と姉は大学進学と共に家を出た。
だからか、家族の中では真吾と一番長くいた気がする。
『姉ちゃん、姉ちゃん。良いもん上げる!』
ふと、昔の記憶を思い出した。



