ダイニングについたら、

私は作った料理を温めて机の上に二人分並べた。


『座ってください。肉じゃが、揚げだし豆腐、たけのこの出し炊きご飯、豚汁です。もし、食べられなかったら言ってください。作り直しますから^^』


永「分かった。ありがとう。」


『「いただきます。」』


『お先にどうぞ。』


永「ありがとう」


永和さんはたけのこの出し炊きご飯をひと口食べた。

すると、

永「......しい、」


『へ?』


永「優しい。とても、優しい味だね。美味しいよ。落ち着く味だ。」

と言って永和さんはとても優しい笑顔を見せた。


『それは良かったです。』

それを見ると私も嬉しくなって顔がにやけてしまった。

そして永和さんはほかのおかずも食べた。

永「美味しい、全部美味しいよ。俺、君のご飯好きだな。」

『!//// ありがとう、ございます。嬉しいです。』

永和さんの言った「好きだよ」がご飯のことだとは分かっていても、何故か少し心臓がときめいてしまった。


恥ずかしい。////

永「(ふふ、可愛いな。)」


『ん?どうされました?』


永「ああ、いや、可愛いなとおもってね。笑」

えっ!?

『カ――――――ッ/////』

なんの躊躇いもなくそんなことを言う永和さんにびっくりしつつ、急激に顔が赤くなった。



永「あははっ ごめんね。つい。」


『///い、いえ、大丈夫です。どうぞ、お気になさらず食べてください!!』


永「うん、ありがとう。(笑」

そう言って永和さんは食べ進めた。


それを確認してから私も食べ始めた。