傷を負った少女

ボタンを二個外して、私の首からかけているネックレスを手に取った。

「つけてたんだ」

「あっ、うん。なんか落ち着くから」

目を覚ました時も、このネックレスは私の首にかかっていた。

「お揃いなんだよ、この二つ」

「えっ?」

「このチャームを重ねると、一つの型になるんだ」

そう言って重ねた海斗。

それをみると、確かに一つになる。

「クリスマスん時に夏美が、俺とお揃いにしたいって言い張ってさ」

「私が?」

「そう。だから、男女つけても構わないこのデザインにしたんだ」