傷を負った少女

「さっき、ごめんな」

私は黙ったまま、首を振った。

だけど、さっきの道……

「なんで……?」

「えっ?」

「なんであの道、車通れるの……?」

「えっ……」

「車通れないよね……?」

だから安心してたのに……

「3年前から、車が通れるようになったんだよ」

「えっ……」

3年前……?

3年前……