傷を負った少女

「う、ん……」

優希ちゃんに頭を撫でてもらいながら、眠りについた。

「夏美は、絶対にあたし達が護る」

そう呟いていたことを、私は知る由もない。

「ーー美……夏美……夏美!」

「ん……」

「夏美、起きろ。遅刻するぞ」

「優希ちゃん……おはよ~……」

「はよ」

私は起き上がり、制服に着替えた。

朝ごはんを食べて、学校へと向かったーー