傷を負った少女

「夏美、大丈夫だよね?」

「なに言ってんだよ美穂子!大丈夫に決まってんだろ!!?」

「怒るな優希……」

「だけど!!!」

あたしは、イラだってた。

一番あたしのことを、誰よりも、美穂子達よりも分かってくれる夏美。

心の底から安心出来るのは、夏美だけ。

そんな夏美が、目を覚まさないなんて……

大丈夫に決まってる!

だけど……

あたしだって不安だ……

夏美ともう、過ごせないんじゃないかって……