傷を負った少女

ーープップー

車の音が聞こえてきた。

「危ない!!!」

腕を掴まれ、後ろに倒れ込んだ。

そのすぐあと、車が走り去った。

「危ないだろ!!!ちゃんと見てから渡れ!!!」

「……っ!ごっ、ごめんなさいっ……ううっ……ぐすっ……」

怖くて思わず、泣いてしまった。

「あっ、やっ……」

「ひっくっ……ううっ……」

「君確か……まず、座ろっか」

私は頷き、ベンチに座った。